
将来の働き方やお金に不安を感じていませんか?
僕自身もかつて、ただ毎月の給料を消費して生きる日々に漠然とした不安を抱えていました。
この記事では、FIRE(早期リタイア)を目指す20代の僕が実際にやってきた5つの行動を紹介します。
「資産が少ないから無理」と思っていた僕でも、行動を変えることで着実に前進できました。
今から始めれば、誰でもFIREの道は開けると実感しています。
一歩ずつ積み上げていくためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
目次
- 第1章:支出の基盤を整える|固定費の見直しから始めた理由
- 第2章:食費も健康も改善|自炊の習慣がもたらした変化
- 第3章:人付き合いの見直し|“断る力”が人生を変えた
- 第4章:副業で収入の柱を増やす|毎日2時間の積み重ね
- 第5章:本業を変える選択|転職で収入アップしたリアルな話
- FIREに必要な準備が「実生活ベース」で学べる
- 節約と収入アップの両輪が重要な理由がわかる
- 誰でも始められる副業や転職の実践ヒント
- 人間関係とお金のバランスの取り方を理解できる
- 再現性のあるFIREステップを真似できる
第1章:支出の基盤を整える|固定費の見直しから始めた理由
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を本気で目指すと決めたとき、僕が最初に取り組んだのは固定費の見直しでした。理由はシンプル。毎月必ず出ていくお金を削ることで、手元に残るお金が増え、貯蓄スピードが加速するからです。収入が変わらなくても、支出を減らせば可処分所得が増えます。
特に注目したのは、「習慣化して気づきにくい支出」です。たとえば通信費やサブスク。これらは生活に溶け込みすぎて、無意識に払い続けていることが多いんですよね。
さらに、クレジットカードからデビットカードに変更したことで、支出の「見える化」に成功。今いくら使っているか、残高がどれだけ減ったかをリアルタイムで把握できるようになり、無駄遣いを確実に減らせました。
固定費の見直しは、誰にでもできる「最初の一歩」です。僕も最初は面倒だと思いましたが、やってみると意外と簡単。数分の手続きで、毎月数千円が浮くと思えば、やらない理由はないと思います。
また、支出が抑えられると精神的にも余裕が生まれます。毎月の固定費がコンパクトになることで、急な支出にも耐えやすくなり、生活の安心感が増すんです。これはFIREを目指すうえで大きなアドバンテージだと実感しました。
次章では、日々の支出で見直したもう一つのポイント、「自炊の習慣」について紹介します。食費と健康の両方を整えるステップです。
第2章:食費も健康も改善|自炊の習慣がもたらした変化
自炊で節約できた金額
投資や資産形成を進めるうえで、支出の見直しは欠かせません。中でも毎日の食費は意識しづらい支出の代表格です。僕自身も以前は料理をほとんどせず、仕事帰りにウーバーイーツを頼む生活を続けていました。
当時は週に4回、1回あたり約1,500円の出費。これだけで月24,000円、年間で約29万円の食費がかかっていた計算になります。支出に占める比率も高く、ここをどうにかしないと…と思っていた矢先、転職を機に生活スタイルが一変しました。
健康面でのメリット
節約だけでなく、自炊には健康面でもうれしい効果がありました。例えば、揚げ物を控えて野菜中心のメニューを心がけた結果、ウエストは85cm→77cmにダウン。見た目も軽くなり、仕事にもポジティブな影響が出てきました。
自炊は節約と健康の両立が可能な習慣です。しかも、料理スキルがなくてもOK。僕は冷凍野菜やカット野菜を使い、レンジと鍋だけで1週間分の食材を活用しています。最初はハードルが高く感じましたが、3週間ほどで慣れ、今では毎日のルーティーンになっています。
将来的には自炊で浮いたお金をそのまま投資に回し、資産形成の原資にするつもりです。生活習慣を変えることが、FIREへの確かな一歩になると実感しています。
次章では、お金と時間をどう使うかというテーマで、人間関係の見直しについてお話します。特に「断る勇気」が大きな変化をもたらしました。
第3章:人付き合いの見直し|“断る力”が人生を変えた
減らした交際費の内訳
資産形成を目指すうえで大きな壁となったのが、人付き合いによる出費でした。月2回のゴルフ、月4回の飲み会。ゴルフは1回15,000円、飲み会は1回6,000円。月合計54,000円、年間では65万円近くが人付き合いに消えていたのです。
特にゴルフは費用だけでなく時間の拘束も大きく、朝から晩まで約8時間かかり、前日には練習や買い出しも必要でした。一方、飲み会はほとんどが上司の武勇伝を聞くような内容で、正直なところ学びも満足感も少ないものでした。
心の変化と周囲の反応
断ることへの不安はありましたが、案外、周囲は気にしていませんでした。それどころか「自分の軸を持って行動している」と評価された場面もあり、自信につながりました。最初の一歩は勇気がいりますが、慣れれば自分を守る手段になります。
お金と時間の使い道を自分で選ぶという感覚は、FIREを目指すうえで非常に重要です。節約したお金を投資に回し、空いた時間を副業や自己成長にあてる。この変化は、生活全体に好循環をもたらしました。
今では、不要な誘いを断ることに罪悪感はありません。それよりも、自分の未来に責任を持つという意識が強まり、人生に対して主体的になれた実感があります。
次章では、そうして確保できた時間を使って始めた副業について、実体験をもとに紹介していきます。
第4章:副業で収入の柱を増やす|毎日2時間の積み重ね
始めた副業の内容
FIREを目指す中で、「収入の柱を増やすこと」の重要性に気づきました。特にきっかけとなったのが、『お金の大学』という書籍です。そこには、会社員の収入だけに頼らない生き方が必要だとはっきり書かれており、自分にも何かできることがあるのではと思うようになりました。
そこで僕が選んだのがブログによる副業です。まだ収益は出ていないものの、自分の経験や学びを発信することで誰かの役に立てる感覚があり、やりがいを感じています。目標は、月1万円以上の安定収益を得ることです。
時間の使い方と工夫
転職をしたことで、以前は毎日2時間あった残業が、今ではほとんどなくなりました。残業がゼロになった日は、帰宅後に副業にフルコミットできる貴重な時間になります。
今では平日は1日1〜2時間、週末は3〜4時間をブログに充てるようにスケジュール管理しています。空いた時間にSNS運用も並行しており、アクセス解析や記事の改善など、少しずつやれることが増えてきました。
「時間をどう使うか」は、収入の差を生む決定的な要素だと実感しています。副業はすぐに結果が出るものではありませんが、毎日の積み重ねが将来の選択肢を広げてくれると信じて続けています。
次章では、僕のキャリア選択のターニングポイントでもあった「転職」について紹介します。年収アップに成功したリアルな体験談です。
第5章:本業を変える選択|転職で収入アップしたリアルな話
転職のきっかけと準備
僕が転職を考え始めた最大の理由は、「海外で働く」という夢をかなえたいという気持ちと、経済的自由を早く手に入れるために年収を上げたいという目標があったからです。現職では将来が見えづらく、やりがいはあっても長期的な成長の限界を感じていました。
そこで、まずは自己分析を徹底しました。自分がどんな働き方を望み、どんな価値観を大事にしたいのかを明文化し、転職エージェントにも複数登録して面接や書類対策を繰り返しました。思っていた以上に準備の時間と労力はかかりましたが、それが結果につながったと感じています。
年収アップ後の影響
転職によって年収は100万円以上アップし、毎月の生活に余裕が出てきました。これにより、「生活残業」から解放され、自由時間も確保できるようになったのが何より大きな成果です。
例えば、以前は夜遅くまで会社に残りダラダラ仕事をしていた時間が、副業や自己投資に使えるようになり、人生の充実度が格段に上がったと実感しています。
加えて、転職先では職場環境や社風にも恵まれ、業務の進め方や働き方そのものが改善されました。上司との距離感も適度で、心理的なプレッシャーが減ったことで集中力が増し、成果にもつながりやすくなったと感じています。
「収入の増加」と「時間の自由」はFIREを目指すうえでの大きな武器です。転職はリスクもありますが、しっかりと準備すれば、それは大きなチャンスに変わります。
次回は、こうした取り組みのすべてをふまえて「まとめ」と「読者へのメッセージ」をお伝えします。
まとめ|変化は小さな選択から始まる
ここまでご紹介してきたように、僕がFIREを目指すうえで行ってきたのは、特別な才能や大きな資金ではなく、日々の小さな選択と行動の積み重ねでした。
固定費の見直し、自炊、副業、そして転職。それぞれが未来への投資であり、自分の人生を取り戻すステップだったと思います。
「今のままでいいのか」と感じている方がいたら、まずは何か一つ、今日できることを変えてみてください。小さな一歩が、未来の大きな自由につながります。
あなた自身のFIREへの道は、すでに始まっています。その一歩を、今日この瞬間から踏み出してみませんか?
特に、毎月の給料がすべて生活費に消えてしまう…そんな状態から抜け出したいと感じているなら、まずは支出の見直しから始めてみてください。それだけでも家計に希望が見え始めます。
副業も、最初は稼げなくて当然。でも発信を続けていくうちに、自分の得意や読者の反応が見えてきます。僕自身、まだ目標には届いていませんが、「続けることでしか結果は出ない」ということを日々実感しています。
この記事が少しでも背中を押すきっかけになればうれしいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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