はじめての全世界投資に 本記事ではオルカン日本企業の最新実態をやさしく整理。日本の組入比率、主な採用銘柄、業種バランス、そしてNISAでの活用ポイントまで、今日から役立つ内容をまとめました。
この記事でわかること
- オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)のベンチマークと日本株の位置づけ
- 最新の国別・業種別構成と日本の比率
- 主な日本企業(MSCIジャパン上位)とオルカン全体での概算寄与
- NISAを使った積立・一括の戦略
※数値は直近の公表資料を参照し、一部は指数ウェイトからの概算です。実際の比率は日々変動します。
オルカンとは?ベンチマークと基本の仕組み
オルカン(正式名:eMAXIS Slim 全世界株式〈オール・カントリー〉)は、MSCI ACWI(配当込み・円換算)に連動を目指す投資信託です。先進国と新興国の大・中型株を対象に、世界の株式市場へ一括で分散投資できます。
最新の組入状況:日本の比率はどれくらい?
直近の月次レポート(2025年7月末)によると、国別構成は米国64.1%、日本4.7%など。資産構成では「国内株式(日本)」が4.8%となっています。
国別トップ(2025年7月末)
- 米国:64.1%
- 日本:4.7%
- 英国:3.2%、カナダ:2.8%、フランス:2.4% ほか
業種別トップ(同)
- 情報技術:26.2%
- 金融:17.4%
- 資本財・サービス:10.7% など
主な日本企業:指数上位とオルカン全体への概算寄与
オルカンの「日本株部分」は、一般にMSCIジャパン・インデックスの構成に沿います。2025年7月末時点の同指数の上位銘柄は以下のとおりです。
- トヨタ自動車(4.21%)/三菱UFJFG(3.98%)/ソニーグループ(3.73%)
- 日立製作所(3.54%)/三井住友FG(2.34%)/任天堂(2.31%)
- リクルートHD(2.10%)/東京エレクトロン(2.02%)
- 三菱重工業(1.92%)/ソフトバンクグループ(1.86%)
オルカン全体での概算比率
オルカンの日本比率(約4.7%)に、上記の指数内ウェイトを掛け合わせると、オルカン全体に対する概算の寄与度が把握できます。
企業名(例) | MSCIジャパン内ウェイト | オルカン全体への概算比率 |
---|---|---|
トヨタ自動車 | 4.21% | 約0.20% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 3.98% | 約0.19% |
ソニーグループ | 3.73% | 約0.18% |
日立製作所 | 3.54% | 約0.17% |
三井住友フィナンシャルグループ | 2.34% | 約0.11% |
任天堂 | 2.31% | 約0.11% |
リクルートホールディングス | 2.10% | 約0.10% |
東京エレクトロン | 2.02% | 約0.10% |
三菱重工業 | 1.92% | 約0.09% |
ソフトバンクグループ | 1.86% | 約0.09% |
トップ10に日本株が少ない理由
世界全体では米国の時価総額が突出しているため、オルカンの世界トップ10銘柄は米国の大型テックが中心です。
コストと運用規模:長期積立に向く理由
信託報酬(年率)は0.05775%以内と業界最低水準級。純資産総額も増加傾向で、長期の積立に適した器と言えます。
NISAでの使い分け:積立 × リバランスのコツ
- つみたて投資枠:自動積立でドルコスト平均法。
- 成長投資枠:相場急落時の段階的な買い増しに活用。
- リバランス:日本株のウエイトを別ファンドで調整したい場合は、年1回目安で実施。
データの見方:オルカン日本企業の情報源
構成比や上位銘柄は、三菱UFJアセットマネジメントの公式ページ(月次資料)と、MSCI Japan Indexのファクトシートをチェックすれば、最新の全体像と日本株の内訳をつかめます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 「オルカン日本企業」とは具体的に何を指しますか?
一般に、オルカンにおける日本株の構成企業を指す略称的な言い回しです。
Q2. 日本の比率はどのくらいで推移しますか?
直近では約4.7%。ただし時価総額の変動やリバランスで変わり得ます。
Q3. 日本株の上位銘柄は?
トヨタ、三菱UFJFG、ソニー、日立、三井住友FG、任天堂、リクルート、東京エレクトロン、三菱重工、ソフトバンクGなどです。
Q4. オルカンの世界上位10銘柄に日本株が少ないのはなぜ?
米国の時価総額が大きく、世界全体の上位は米国大型株で占められやすいためです。
Q5. コストはどれくらい?
信託報酬は年率0.05775%以内。低コストで長期運用に向いています。
Q6. NISAではどう使うのが良い?
つみたて枠で機械的に積み上げ、相場変動時は成長枠で追加購入するのが王道です。
まとめ:世界に乗り日本も拾う、ちょうど良い「土台」
オルカン日本企業の視点で見ると、日本は全世界の中で約5%前後の存在感。世界の成長を取り込みつつ、日本の主要企業にも抜け漏れなく投資できるのが、オルカンの強みです。
さらに学ぶ:MSCI ACWIの国別配分や時系列は、MSCI公式ファクトシートでも確認できます。ファンドの月次と併読して、最新の全体像を追いましょう。
※本記事は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
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