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20代の自分に伝えたい、お金との正しい付き合い方

生活

かつての私は、貯金だけが正解だと信じて疑わない人間でした。

「投資=ギャンブル」と思い込み、情報に背を向け、給料はただ口座に眠らせる日々…。しかし、将来の自分を救う武器こそが“投資”だったのです。

そんな私が「インデックス投資」と「アクティブ投資」の違いに出会い、ようやく一歩を踏み出すことができました。

この記事では、投資初心者が最初につまずきやすいポイントを体験ベースでわかりやすく整理しています。

ぜひ、あの頃の自分と同じように悩む方へ届きますように。

目次(クリックで各章へジャンプ)

第1章:なぜ投資なんて考えなかったのか?あの頃の自分

かつての私は、お金に関して「使わなければいい」「貯金さえしていれば安心」という考え方にどっぷり浸かっていました。

毎月の給料は、必要最低限だけを引き出して、残りはそのまま放置。利息なんてあってないようなもので、資産は増えもしない、減りもしない…でもそれで「安心」だと思っていたのです。

テレビやネットで「投資」という言葉を見かけると、どこか他人事のように感じていました。リスクが高そうだし、自分には縁のない世界だと勝手に決めつけていたんです。

それもそのはず、私の周りには投資をしている人なんて一人もいませんでした。学校でも会社でも、お金について教えてくれる機会はなく、「資産を育てる」なんて発想すらありませんでした。

むしろ、「株なんてやって失敗したらどうするの?」「投資ってギャンブルでしょ?」という声ばかりが耳に残っていました。そんな環境で、自然と“やらない理由”ばかりを探す癖がついていたのだと思います。

今思えば、あの頃の私は“学ばなかった”だけだったんです。投資のリスクや仕組みを知らないまま、怖いものとして避けていただけ。そしてその代償として、貴重な時間を「ただの預金」に使ってしまっていました。

時間はお金よりも取り戻せない――そう気づいたとき、ようやく私は変わり始めました。

気づきのメモ:

「知らないから怖い」と思っているうちは、ずっと何も始められない。

この章を読んで、「あの頃の自分と似てるかも」と少しでも感じた人がいれば、次の章でお伝えする“投資との出会い”がきっとあなたのヒントになるはずです。

第2章:初めて知った「インデックス投資」という選択肢

「投資=ハイリスクで怖いもの」そう思っていた私が変わるきっかけになったのが、あるYouTube動画でした。タイトルは「初心者におすすめの資産運用法」。軽い気持ちで再生したその動画の中で、聞き慣れない言葉が繰り返し出てきました。それが“インデックス投資”です。

当時の私は、インデックスという言葉すら知りませんでした。「指数に連動する?」「放っておくだけでいい?」…正直ピンと来ない。それでも動画内で紹介されていた「長期・分散・積立」というスタイルに、どこか惹かれるものがありました。

動画の先生:

「インデックス投資は“市場全体”にまるっと乗る方法です。初心者こそ向いていますよ」

調べてみると、インデックス投資とは、日経平均やS&P500といった市場の動きをそのまま再現する投資信託を購入する手法だとわかりました。つまり、個別株のように目利きする必要はなく、「市場全体」にまるっと乗る方法です。

これが私にとっては革命的でした。「選ばなくていい」「ほったらかしでいい」「時間を味方にするだけ」。これまでの投資のイメージとはまったく違う。知識ゼロでも始められるなんて、本当にそんな世界があるの?と、ワクワクと半信半疑が入り混じったのを覚えています。

さらに興味を深めていくと、つみたてNISAやiDeCoといった制度と組み合わせることで、税金のメリットまで受けられることを知りました。何も知らなかったあの頃の自分に、「これを早く教えてあげたい」と本気で思いました。

少額からスタートできることも、当時の自分には心強かったです。月々5,000円でもいい、無理なく続けられる金額で投資ができる。それなら、試してみようと思えました。

気づきのメモ:

インデックス投資は、“選ばないこと”が武器になるシンプルな方法だった。

難しいことはわからない。でも、時間とともに資産が育つ仕組みなら、自分にもできるかもしれない――インデックス投資との出会いは、そんな自信を私にくれたのです。

第3章:アクティブ投資も気になった…けど違った理由

インデックス投資について理解が進むにつれ、当然気になったのが「アクティブ投資」との違いでした。

同じ投資信託でも、アクティブ型はファンドマネージャーが銘柄を選び、インデックスを“超える”リターンを目指すという話を聞いて、「それってすごく良さそう!」と正直なところ心が揺れました。

特に初心者の頃は、「どうせやるなら大きく増やしたい」という欲が出やすいものです。私も例に漏れず、アクティブ投資を比較サイトで調べたり、人気ファンドの実績を見たりしていました。

ただ、調べていく中で少しずつ気づきがありました。それは「過去の実績が、未来の成果を保証しない」ということ。むしろ、コストの高さや成果のばらつきといったリスクに注意する必要があることも知りました。

項目 インデックス投資 アクティブ投資
運用方針 市場全体に連動 市場平均を上回ることを目指す
コスト 低め(信託報酬0.1〜0.2%程度) 高め(1%以上も)
成果の安定性 平均的だが安定しやすい 当たり外れが大きい

表を見てわかるように、アクティブ投資には“うまくいけば高いリターン”という魅力がある一方で、そのぶん初心者が判断しづらい要素も多く含まれています。

私は、「よく知らない世界にお金を預けること」自体が当時の自分にとって大きな不安でした。その点、インデックス投資は“市場全体に乗る”というシンプルな考え方だったので、安心感が違いました。

もちろん、アクティブ投資を否定するわけではありません。投資に慣れた人や、自分なりの分析力・知識がある人にとっては魅力的な選択肢だと思います。

でも当時の私は、「まず続けられる投資」「自分に合った安心感のある方法」を優先するべきだと判断しました。

こうして私は、インデックス投資で土台を固めるという選択をしたのです。

第4章:少額から始めた投資が教えてくれたこと

インデックス投資という選択肢に出会った私は、思い切って最初の一歩を踏み出すことにしました。

とはいえ、いきなり大きな金額を投じる勇気はなかったので、月5,000円のつみたてNISAから始めてみることにしたのです。

正直、「こんな少額で意味があるのか?」と半信半疑でした。でも始めてみてすぐに気づいたのは、金額以上に大きな“心の変化”でした。

それまでは給与明細を見ても、「振り込まれたら引き落とされて終わり」という無関心な感覚しかありませんでした。でも投資を始めてからは、「お金が働いている」という実感が少しずつ湧いてきたのです。

たとえば、投資信託の基準価額が上がったり、月末に資産残高を確認したり。小さなことかもしれませんが、お金と向き合う時間が増えたことは、間違いなく人生に良い影響を与えてくれました。

それに、5,000円という金額でも、意外と家計を圧迫しないことにも驚きました。ちょっとした外食を1回我慢するだけで、投資ができる。“生活に無理のない習慣”として取り入れられたのが、継続の鍵だったのだと思います。

気づきのメモ:

少額でも“始めたことで生まれる意識の変化”は、想像以上に大きい。

毎月の積立はやがてルーティンになり、「お金が育っていく感覚」に変わっていきました。特別なことをしているわけでもないのに、資産が積み上がっていく過程を見るのは想像以上に嬉しいものでした。

この成功体験が、私の中で「もっと勉強してみたい」「少し金額を増やしてみようかな」という前向きな気持ちを生みました。今では当たり前になった習慣も、あのとき勇気を出して始めなければ存在しなかったと思います。

大きな金額でなくていい、知識がゼロでもいい――少額で始めた一歩が、自分を変える大きな一歩になった。それが、私が一番伝えたいメッセージです。

第5章:今、投資に踏み出せずにいる人に伝えたいこと

もし今、あなたが「投資に興味はあるけど、やっぱり不安で踏み出せない」と感じているなら、あの頃の私とまったく同じです。

お金のことを学ぶ機会がなかったからこそ、「投資=怖いもの」というイメージは自然に染みついてしまう。でも、それは知らないことによる“思い込み”だったと、私はあとから気づきました。

だからこそ、今まさに悩んでいるあなたに、私はこう伝えたい。

今の自分から、読んでいるあなたへ:

「最初は少額でもいい。完璧じゃなくていい。大事なのは、“まずやってみる”ことだと思います。」

実際に行動を起こしてみると、不思議と怖さは薄れていきます。情報収集の仕方がわかってきて、気づけば毎月の積立が「当たり前」になる。それは、あの頃の自分には想像もできなかった未来でした。

もちろん、投資に絶対の正解はありません。でも、何もしないまま時間が過ぎていくことこそが、いちばんもったいないのだと思います。

SNSやネット上では、いろんな情報が飛び交っています。「○○に投資すべき」「この銘柄が儲かる」といった刺激的な言葉に惑わされそうになることもあります。

でも忘れないでほしいのは、あなたのお金は、あなたの未来を作るものだということ。

焦らず、自分のペースで。無理なく、でも確実に。その選択の先にある「安心感」や「自由」が、きっと人生の味方になってくれます。

かつての私がそうだったように、「あの時、一歩踏み出して本当によかった」と思える日が、あなたにもきっと訪れます。

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