楽天ポイントを使って資産運用を始める方法と注意点を初心者向けに解説します。お得にポイント投資を活用するコツを、わかりやすくまとめました!
目次(クリックで各章へジャンプ)
第1章:楽天ポイントで投資できるって本当?仕組みと始め方を解説
楽天市場や楽天カードの利用で貯まった楽天ポイント。これを「投資に使える」と聞くと、驚く人も多いかもしれません。実は楽天証券では、通常ポイントを使って投資信託を購入することが可能です。言い換えれば、「ポイントで資産運用ができる」仕組みが整っているのです。
まず知っておきたいのは、楽天ポイント投資には2種類の使い方があることです。
投資方法 | 概要 | ポイントの種類 |
---|---|---|
スポット購入 | 単発で好きなタイミングで投資信託を買える | 通常ポイントのみ |
積立注文(つみたて) | 毎月の自動積立にポイントを使う設定が可能 | 通常ポイントのみ |
ポイント投資で使えるのは「通常ポイント」のみで、期間限定ポイントや他のキャンペーンポイントは使えない点に注意しましょう。
設定方法は非常にシンプルです。楽天証券の口座を開設後、投資信託の購入画面で「ポイントを使う」にチェックを入れ、使用するポイント数を入力するだけでOK。特につみたてNISAを設定する際にポイント利用も同時に設定できるため、日常の買い物で得たポイントをそのまま投資に活かすことができます。
このように楽天証券は、投資初心者でも気軽に「お金を使わずに投資体験」ができる数少ないサービスのひとつ。次章では、実際に楽天ポイントで投資をするメリットについて、さらに詳しく解説していきます。
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第2章:ポイント投資のメリット|リスクなしで投資体験ができる理由
楽天ポイント投資の最大の魅力は、現金を使わずに投資の世界を体験できることです。特に初心者にとっては「お金を失うかも…」という不安がつきものですが、ポイントなら心理的なハードルがグッと下がります。
例えば、普段の買い物や楽天カードの支払いなどで自然に貯まったポイントをそのまま投資に充てれば、「もし損をしても現金ではない」という安心感があります。これは、これから投資を始めたいけどまだ勇気が出ない人にとって、非常に大きなメリットです。
メリット | 内容 |
---|---|
元手が不要 | ポイントのみで投資をスタートできる |
小額から投資体験 | 数百ポイント(=数百円)から始められる |
投資のハードルが低い | 現金を使わないため心理的負担が少ない |
ポイントの有効活用 | 放置しがちなポイントを資産形成に活かせる |
さらに、楽天証券ではポイント利用時にも楽天スーパーポイントが貯まる仕組みがあります(条件あり)。つまり、「ポイントを使って投資→さらにポイントが貯まる」という、ポイントの“再循環”が可能になります。
現金を使わずに経験値が得られるうえ、将来の資産形成にもつながるというのは、他の投資サービスではなかなか見られない特徴です。
次章では、実際に筆者が楽天ポイントを使ってつみたてNISAを始めてみた体験談を紹介します。リアルな使用感や注意点も交えて、具体的にイメージしてもらえる内容にしていきます。
第3章:普段は野村證券派の私が、楽天ポイント投資を試してみた理由と感想
私はふだん野村證券をメインに使っています。理由は、対面での安心感や情報の質が高いこと、そして長期的な資産形成において手厚いサポートが受けられるからです。
ただ、あるとき楽天市場の買い物で1万ポイント以上が貯まっていることに気づき、「このポイント、ただ使うだけじゃもったいないな」と思ったのがきっかけでした。
楽天ポイントで投資ができると知り、「普段使っていない楽天証券だけど、ポイントだけ活用するのはアリかも」と考えたのです。
比較観点 | 楽天ポイント投資 | 野村證券 |
---|---|---|
投資の始めやすさ | ポイントのみで手軽にスタート | 現金が必要でややハードル高め |
使える資金の種類 | 通常ポイントが利用可能 | 現金のみ |
サポート体制 | 完全オンライン、自己完結型 | 対面相談が可能、サポート手厚い |
サブ口座との相性 | 少額投資や練習に最適 | メイン口座向き |
実際に楽天証券の口座を開き、ポイントのみでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を購入してみました。現金を一切使わず、少額でもリアルな投資が体験できるのはやはり新鮮です。
「普段は野村證券で本格運用、ポイントは楽天で気軽に」という使い分けは、思った以上に合理的でした。
次章では、この楽天ポイント投資に潜む「注意点」と、やってはいけない使い方について具体的にお伝えします。
第4章:楽天ポイント投資の注意点と「やってはいけない」使い方
楽天ポイント投資は気軽に始められる一方で、「なんとなく使ってしまう」と失敗しやすい落とし穴も存在します。
特に私のように野村證券をメインに使い、サブで楽天ポイント投資を取り入れる人は、役割を明確にすることがカギになります。
たとえば、楽天ポイントが余っているからといって、高リスクなファンドやテーマ型投資信託にポイントを全投入するのは避けたほうが無難です。ポイントだからといって、損失が出れば機会損失になることもあります。
NG行動 | 理由 |
---|---|
高リスク・テーマ型ファンドに全投入 | 値動きが激しく、ポイントを無駄にする可能性が高い |
貯まるたびにスポット購入 | 相場のタイミングによっては高値づかみになる |
投資目的を決めずに使う | 成果が見えにくく、継続しにくい |
期間限定ポイントを使おうとする | 投資に使えるのは「通常ポイント」のみ |
私自身、楽天証券でポイントを使う際は「低コスト・安定運用のインデックスファンド一択」にしています。また、月1回の積立設定にして、タイミングのブレを避けています。
野村證券では中長期の資産形成、楽天証券では少額での練習投資という役割を明確にしておくことで、どちらのメリットも享受できます。
次章では、これから楽天ポイント投資を始めたい方に向けて、「どんなステップで進めるといいのか」をまとめていきます。
第5章:これから始める人へ|ポイント投資を資産形成の第一歩に
楽天ポイント投資は、「投資はまだちょっと怖い」と感じている人にも安心して踏み出せる最初の一歩です。特に、普段は野村證券のような本格派の証券口座を使っている方でも、サブ的に取り入れるだけで投資の幅が広がります。
実際に試して感じたのは、「投資って意外と難しくないかも」という感覚でした。ポイントという“失ってもダメージが小さい資金”を使えるため、心理的な負担が少なく、経験値だけはしっかり積めるのが魅力です。
ステップ | 内容 |
---|---|
ステップ1 | 楽天証券の口座開設(5分〜10分で完了) |
ステップ2 | 通常ポイントが貯まったら少額でスポット購入 |
ステップ3 | 「つみたてNISA」で毎月の自動積立を設定 |
ステップ4 | 投資対象は低コストのインデックスファンド中心に |
ステップ5 | メイン運用は野村證券、楽天は練習用として併用 |
「投資を始めたいけど現金はちょっと…」という方にこそ、楽天ポイント投資は最適です。
また、「すでに証券口座を持っているけど、投資経験をもっと積みたい」という方にもおすすめ。
日常の延長でできるからこそ、続けやすく、学びも深まります。
私自身、野村證券で本格運用をしつつ、楽天証券ではポイントを活用する形に落ち着きました。これは無理のない投資スタイルであり、リスク管理の観点からも非常にバランスが取れています。
まずは1,000ポイントからでOK。あなたも今日から“投資家デビュー”、してみませんか?
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